SSブログ

電車の中・町の中―26―:鄭容順

昨日7月22日のことである。

自宅前のバス停から市内循環バスに乗った
そして次の駅で親子5人連れが乗ってきた。
小さな子ども3人を連れた夫婦、30歳前である。
母親はもう背中もバストの上から裸同然の丸出し、肩紐でかろうじてバストを隠している。筆者は「すごい服をきている。これでも3人の母親か」と思った。横座りに座っている連れ合いの夫は短バンツに黄色のTシャツを着ている。
ここまではまあ今はどこでも見る姿と思っていた。そしたら夫婦で子ども3人連れの母親が大きい長四角の鏡をだして化粧をし始めた。
さすがの筆者はバスの中の化粧に注意が出来ない。
やはり隣にいる夫の男性に怖くて出来なかった。
こんな光景見るのも嫌、見たくない迷惑公害に思わず顔を左に向けた。
向けると隣の人の目が点になっている。目線をたどると化粧している夫婦連れ立った。
そして筆者は隣の人に小さな声で「見たくないですね」と言うと「そうです」と言って「もうみんな平気で化粧します」と話す。その声が夫婦に聞こえたのか夫が1つ咳払いをすると女性は化粧をやめた。
隣の婦人と同じバス停で降りた。
婦人は言う。
「バスに乗り込んでくる時から3人の子ども連れなのにあの服に驚いていました」
この後、行きつけの喫茶店に行った。
前のテーブルで2人の高齢者の男性の話している会話の声が大きい。
隣の女性連れと顔を見合して顔をしかめた。筆者はバスの中で見てきた化粧の女性のことを話した。80代の年輩の女性は言う。
「マナーの悪い日本1度とことん落ちるところまで行かないといけないだろう。落ちてからでないと今いくら注意しても若い人のモラルはなおらない。もっともっと酷くなっていく。落ちるところまで落ちないとなおらない」と言う。筆者にすれば今でも落ちるところまで落ちていると思っているがいったい落ちた底に何があるのだろうかと考えていた。
「それに子ども3人がいて化粧する時間もない。それがご主人は外出するのにせきたてる。化粧はバスの中でしたらいいと言ってせきたてたのとちがいますか」と言った。もしこれが本当なら写真を撮らなくて良かった。撮っていたら何されているのかわからない。
そしてもう1人の婦人が言う。
「若い人だけがモラルの低下と違う。今日も行きしな天理線のバスに乗ったが50代の男性がバスの扉の開閉に文句を言っている。「もう喧しいな」と開閉するたびに1人で怒っている。
そして近鉄奈良駅で降りる時運転手に「扉の音がやかましい。なんとかせなあかんで」という。運転手に言って降りていく50代の男性に喧しいと扉の開閉のたびにいう男性の声が喧しかった。やっぱり世の中おかしい人がいっぱいでてきた」と話していた。
静かになったと思ったら声高に論議をしていた2人がいつの間にか店から出て行った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(2) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。